柴犬って、本当にマイペースだなと思います。呼んでも来ないし、気分が乗らなければ知らんぷり。そんな乃亜(のあ)との暮らしの中で、最近の小さな課題が「トイレトレーニング」です。
小さい頃は家の中でもちゃんとトイレができていましたが、散歩で外で排泄するようになってから、徐々に家ではしなくなっていきました。それでも、老犬になったときのことを考えると、「やっぱり家でもできたほうがいいな」と思い、9月から再チャレンジを始めました。
トイレトレーニングのためにやっていること
外ではいつも芝の上でトイレをする乃亜。そこで、家でもできるようにと、100円ショップで人工芝を購入し、その上にトイレシーツを4枚敷いて、簡易トイレを作ってみました。

外でトイレをしたときには、ティッシュでおしっこを少し取って、その匂いをシーツにつけています。「ここがトイレだよ」と伝わるように工夫しながら、散歩の前にこのトイレの中に入れて、柵をして10分ほど頑張ってもらっています。
「おしっこ、おしっこ」と声をかけながら見守っていますが、今のところは、まだ一度も成功していません。
たまに、乃亜がその上で立ち止まってこちらを見ることがあります。「ここでおしっこさせたいんでしょ?」そんな顔をして、ふっと視線をそらします。外でしかしない主義は、まだ健在です。なんだか「気持ちはわかるけど、私は私なの」と言っているみたいで、つい笑ってしまいます。

焦らず、乃亜のペースで
思えば、乃亜はいつだって自分のペースを大切にしてきました。トイレも、散歩も、触られるタイミングも。どれもこちらが“こうしてほしい”と思う通りにはいきません。でも、その気ままさが柴犬らしさでもあり、乃亜らしさでもあるのだと思います。
トイレトレーニングがうまくいかないとき、つい焦ってしまいそうになりますが、犬にも“気分”や“安心できる場所”があるのだと思います。今はまだ成功していなくても、いつかきっと、乃亜なりのタイミングでできるようになるはずです。
そう信じながら、今日も「おしっこ、おしっこ」と声をかけています。うちの柴犬、今日もマイペース。でも、そのゆっくりした歩みが、なんだか心地いいのです。
もし、同じようにトイレトレーニングで悩んでいる方や、「これ試してみたらうまくいったよ」という方法があれば、ぜひ教えてください。乃亜と一緒に、気長に挑戦していきたいと思います。
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