掃除機をかけたばかりなのに、もう床に毛が。
「え、昨日もやったよね?」と自分にツッコミを入れつつ、
ふと振り返ると、そこには満足げな顔の、抜け毛を纏った乃亜さん。
そう、今年もこの季節がやってきました。乃亜さんの換毛期です。
秋の空気が少し冷たくなってくると、乃亜さんの体も“冬仕様”へ。
その結果、家じゅうで毛がふわふわと舞い始めます。
抜け毛がひとつ舞うたびに、「ああ、季節が進んでるな」と実感する——そんな日々の始まりです。
普段はスリッカーブラシ、換毛期はファーミネーターで
我が家では、普段はスリッカーブラシでお手入れしています。
ラバーやコームも試したけれど、どうもピンとこなかった。
結局、乃亜さんにも私にも、これが一番しっくりくる。
普段からスリッカーブラシで毛を整えているので、
乃亜さんも「またその時間か」と言いたげな表情で協力してくれます。
最初はおとなしくブラシを受け入れてくれるけれど、だんだん「もういいでしょ?」という顔になる。
お手入れは、毎回ちょっとした根比べです。
でも、スリッカーブラシで毛がふわっと取れる瞬間って、こちらまでなんだかスッキリするんですよね。
“整える”というより、“一緒にリセットしている”ような感覚。
乃亜さんの毛が整うと、不思議とこちらの気持ちも整います。

アンダーコートが抜ける季節、ファーミネーター登場
換毛期に抜けているのは、やわらかいアンダーコート(下毛)。
柴犬はダブルコート(上毛=オーバーコート/下毛=アンダーコート)なので、冬の新しい毛を育てるために、古い下毛がごっそり抜けます。
そして、この時期に登場するのが真打ち——ファーミネーター。
アンダーコートをしっかりすくい取ってくれる頼もしい存在で、ひと撫ででふわっと毛が取れる。
数分で足元には、小さな乃亜さんがもう一匹できそうな量の抜け毛。
やればやるほど抜けるから、つい夢中になってしまう。
でも、やりすぎ注意。
「ここまで抜けるの!?」と面白くなって続けてしまうけれど、本当にどこまでも抜けてしまうので、ある程度でストップが大事です。
それでも、ブラッシングを終えたあとのあの“ふわっ”とした仕上がりはたまりません。
毛艶も整って、触るたびに気持ちがいい。
そして何より、こちらの心まで軽くなる。
お手入れというより、ほとんど“癒やしの儀式”です。
毎日抜ける、でもそれも季節の景色
換毛期のすごいところは、本当に毎日抜けること。
服に付く、コップに浮く、時々ご飯にも。
どこから出てくるのか、もはやミステリーです。
でも、ファーミネーターを使うと、それがぐっと減る。
「あれ?今日、毛が少ないかも」と思えるだけで少しうれしい。
ふわふわと付き合う暮らしにも、いつの間にか慣れてきました。
それでもやっぱり、この季節が好き
掃除をしながら、「また始まったな」と笑ってしまう。
抜け毛まみれの毎日も、乃亜さんが気持ちよさそうに寝ているのを見ると、
「まあ、これも秋の恒例行事か」と思えてくる。
ふわふわが舞う季節。
少し手間は増えるけど、冬に向けての準備を一緒にしている気分です。
今日も我が家はふわふわ日和。
乃亜さんはスッキリ、私の気持ちもなんだか整いました。



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