風が冷たくなる秋の山で、ちょうどよくいられる服装の話。

登山

秋の登山、服装で失敗しないために

秋の山って、空気が澄んでいて本当に気持ちがいいですよね。
でもその気持ちよさに油断すると、あっという間に“冷え”にやられます。
昼間はぽかぽかでも、風が吹いたり曇ったりすると一気にブルッ。登りでは汗だく、下りでは冷える──秋山あるあるです。

「登山の服装って、何を着ればいいの?」

初めて秋の登山に行ったとき、私は夏山の服装にUNIQLOのウルトラライトダウンを足して出発しました。
結果、登りでサウナ、下りで冷凍庫。
「え、同じ山なのにこんなに気温違うの?」と驚いたのを今でも覚えています。

それ以来、季節の変わり目の登山ではレイヤリング(重ね着)を意識するようになりました。難しく聞こえますが、要は「暑くなったら脱ぐ、寒くなったら着る」だけ。
でもこれを意識するだけで、山の快適さがまったく変わるんです。

基本は3レイヤー(重ね着の考え方)

1️⃣ ベースレイヤー(肌に触れる層)

汗を素早く逃がす速乾性のシャツ。ポリエステルやウール素材がベストです。
綿Tシャツは汗冷えの原因になるのでNG。(あの「ひんやり感」、秋の山ではけっこう致命的です)

私は STATICティートンブロス の、ウールと化繊の混合タイプのTシャツを愛用しています。
ウールの“においにくさ”と、化繊の“乾きやすさ”のいいとこ取り。登りで汗をかいてもベタつかず、風が冷たくなっても体が冷えにくいので、秋の時期にはちょうどいいバランスです。

2️⃣ ミドルレイヤー(保温する層)

気温によって調整します。10月なら薄手のフリースやアクティブインサレーションがちょうどいい。
私はSTATICのアドリフトフーディを愛用中。軽くて通気性があり、歩いても蒸れにくい優等生。
あと、アークテリクスのプロトンフーディも出番が多いです。“寒くないのに、なんかぬくい”感じが好きです。

3️⃣ アウターレイヤー(風・雨を防ぐ層)

秋の山ではレインウェアを兼ねることも多いです。私はアークテリクスのベータジャケットを愛用。
風が強いだけで体感温度は数度下がるので、薄くても防風性は必須。
ちなみにワークマンにも優秀なウェアが多く、最初の一着にはちょうどいいと思います。(値段を見て「これでいいじゃん」となるパターン、よくあります)

私の秋登山コーデ(北海道ver.)

  • 上:ティートンブロスのアクシオ半袖+アドリフトフーディ+ベータジャケット
  • 下:山と道のアルファタイツ+5ポケットパンツ
  • 持ち物:薄手の手袋、ニット帽など

11月上旬の藻岩山でちょうどよい感じ。登りで暑くなったらジャケットを脱ぎ、山頂で風が冷たくなったら羽織る。その繰り返しです。

「おしゃれ」より「機能性」

登山服と聞くと、最初は“見た目重視”になりがちですが、実際に山に入ると快適さのほうがずっと大事だとわかります。
汗をかいてもサラッとして、風を通さず、動きやすい。
それだけで登山がまったく別物になるんです。
正直、おしゃれは後からついてきます。最近のガレージブランドは沼です。かわいいものばかり。

よくある失敗と対策

  • 綿のシャツで汗冷え → ポリエステル・ウール素材に変更
  • 厚着で登って汗だく → 脱ぎやすい重ね着スタイルに
  • 下半身が冷える → タイツ+パンツで保温を
  • 強風で体温低下 → ウインドシェル or レインジャケットを常備

山では“冷え”が一番の敵です。
ただ、登り始めは少し涼しいくらいがベスト。動き出すとすぐ体が温まるので、
「ちょっと寒いかな?」くらいが、結果的にちょうどいい温度です。

まとめ:秋山は“調整上手”が快適上手

秋の登山は、装備よりも温度管理がカギ。汗をためず、冷やさず、風を通さず。
この3つを意識するだけで、山の心地よさが全然違います。
そして何より、澄んだ空気の中で飲むコーヒーは格別。もし登山を始めたばかりなら、秋の山こそ最高のシーズンです。
一度“あの空気”を吸ったら、きっともう来年の秋が待ち遠しくなります。


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