名前を呼んでも来ない理由。柴犬は気づいていないわけじゃないんです

柴犬

名前を呼んでも来ないと、少し寂しく感じますよね。けれど、うちの乃亜を見ていると「聞こえていないわけではないな」と思うことが多いです。耳がそっと動いて、顔だけこちらを見て、それでも体はその場にいるまま。まるで「今はここにいたいんです」と言っているように見えます。

柴犬は“行く理由”を自分で選びます

柴犬は自立心が強く、「呼ばれたから行く」というより「行く理由があるなら行く」という考え方をしがちです。乃亜も、寝起きや日向ぼっこ中、お気に入りの場所でくつろいでいるときは、こちらをちらりと見て、そのまま静かに目を閉じます。聞こえていないのではなく、ちゃんと聞こえたうえで落ち着いている、そんな感じがします。

“ちょうどいい距離”で止まるのは、柴犬の得意技です

呼ぶと、ゆっくり近づいてくるのに、あと一歩のところで止まることがありますよね。乃亜もそうです。こちらが「もう少しだけ来てほしいな」と思う位置でふわりと止まり、静かな顔で見上げてきます。何度か呼び直しても、その表情は「聞こえていますよ」という穏やかなもの。柴犬にとって、そのわずかな距離は心地よい“マイスペース”なのだと思います。

すぐに来ない=無視、ではありません

呼ばれても急いで動かないのは、安心している証拠でもあります。慣れない相手や環境では敏感に反応しますが、家では「慌てなくても大丈夫」とわかっているからこその落ち着きですね。乃亜も、うちに来たばかりの頃は呼ぶたびに反応していましたが、今は目だけこちらに向けてから、またゆっくり過ごすことがあります。その穏やかさに、関係の深さを感じます。

来てほしいときの“やさしい呼び方”

  • 声のトーンを少し高めにして、やわらかく呼びかけます。
  • 来たらやさしく声をかける(必ずしもおやつは不要。撫でる・褒めるで十分なことが多いです)。
  • 意味を添える:「ごはんだよ」「散歩いこう」など、状況の合図を一言足します。
  • 目線や体の向きもヒントに。真正面で構えるより、少し横向きで待つと来やすいことがあります。

呼んでも来ないとき、やってはいけないこと

焦って大きな声で繰り返し呼ぶと、緊張してしまうことがあります。呼ばれて不安になる体験が増えると、「呼ばれる=落ち着かない」と結びついてしまいますね。乃亜が動かないときは、穏やかな声で再度呼ぶか、こちらからそっと近づいて様子を見ています。すると、静かな顔で見上げてくれることが多いです。大切なのは「呼ばれると安心する」経験を、少しずつ積み重ねることだと感じています。

乃亜の“来る理由”は、とてもシンプルでした

乃亜は、呼ばれたあとにやさしく撫でてもらえるとわかっているとき、素直に近くまで来てくれます。特別なおやつは普段使いしていないので、ほとんどが声かけと撫でること。それだけでも十分伝わるのだと感じます。表情がふっとやわらぐ瞬間を見ると、こちらまでうれしくなりますね。

まとめ:動かなくても、ちゃんと伝わっています

柴犬は感情を大きく表に出さないことがありますが、静かな仕草や目の動きに気持ちが宿っています。呼んでもすぐに来ない日は、本人のペースを大切にしているだけ。少し待ってあげると、気づけばそっと隣に座っていることもあります。乃亜を見ていると、その距離感ごと愛おしく思えてきますね。

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